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3Dプリンター復活! [工作部]

2016年4月16日(土)~17日(日)

朝から名鉄観光に旅行の予約確定に
行きの飛行機は羽の上の席しか選択できないらしい。
ま、安いパックだから仕方ないのか?

その足で猫用品の買い出しを済ませて、補修部品がそろった3Dプリンターidboxの修理を開始。
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取り外したサイドパネルは御覧のように変形。
リアパネルやモーターブラケットも少し変形していたがなんとか使えそうだ。
簡単にサイドパネル交換といっても筐体の組み立ては最初の方なので、そこまで戻ってガントリーやテーブルを分解して再組立て・調整する必要があり、1日仕事となってしまった。

組み立てが完了して、電源を入れたらヘッドのファンから異音がして、しばらくしたらファンに羽根が欠けて振動と騒音が…
すぐPC用のファンを取り寄せたが、コネクターも電線に長さも違うから半田付けしたり大改造となってしまった。
スパイラル巻きなおすのも大変だしね。

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そんなこんなで、3Dプリンター修理完了!

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Bonsai Lab.に注文していた柔らかフィラメントPolyFlexが迅速過ぎる対応ですぐ届いたので、まずこれでアクションカムレンズキャップをプリントしてみることに。
オシャレなパッケージですな。

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フィーダーからギゴギゴギゴとすごい音が発生しながらプリント。
最初、壁厚5ミリで密度40%でプリントしたら柔らかすぎたので壁厚を3ミリにして密度100%でやり直し
PLAより糸引きが発生するのは仕方ないらしいのであとで除去しましょう。
柔らかいのでいい感じに嵌るし、衝撃吸収もできそう。
しかし、アクションカムって魚眼レンズが飛び出しているのに何故携行用の純正レンズキャップが無いんだ?
AS100V用にガラス製のカバーはあるんだが、コンクリートに落としたら割れちゃったし、AS15には使えないんだよな。

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さて、次はいよいよ反射防止フードをプリントするのだが、上下逆にしてもサポートつけても途中で破れてしまいなかなかうまくいかない。

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試しにPLAで何度かプリントしてみても角の部分でフィラメントが切れて垂れてしまう。
(写真はプリント時と上下逆の状態です)

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そこで角の部分に支えを作ってやるとPLAではうまくいった。
なお、慣れないCADソフトで大苦戦したのはいうまでもない。

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今度は柔らかフィラメント。
糸引きはひどいがなんとか最後までプリントできたぞ。

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しかし、まだ少々破れている部分があるようだ。
あとで黒いシリコンで目止めしてしまおうか?

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支えや糸引きを除去していないが、アクションカムに装着するとこんな感じ。
手ぶれ補正ONの画角ではケラれないが、手ぶれ補正が作動するとたまに映ってしまうようだ。
なお、手ぶれ補正OFFの画角では、あまりにも現実的ではないサイズになってしまうのであきらめました。

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こういう風に車窓から撮影するときの反射防止に使おうという作戦。
以前、パノラマカーの夜間全面展望に作った自作フードの発展型って感じ。

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フィラメントは吸湿して品質が悪くなってしまうらしいので、お手持ちのフードパックで真空パックすると良いかも知れない。
まあ、真空パックフィルムも安くはないけどね。
銘菓シリカゲルを入れるのを忘れずに。