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木製便座 [工作部]

うちのトイレ、もともとボットン和式+男性用小便器だったのを、ずいぶん前に他界した親が家族に相談もせず勝手に洋式に改造。
まあ足が悪い親が洋式にするのは分かるのだが、勝手に使用頻度の高い小便器を撤去したのは今でも許せない一件のひとつである。
その時に設置したプラスチック製ヒーター付き便座が黄ばんで嫌~な感じに。
落ち着いた色に塗装してしまおうとも思ったが、元ボットンで温水洗浄便座を設置できないことを逆手にとっておしゃれな木製便座をネットで一番安いもの(3000円くらい)を購入、取り換え。
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しかし、ここまでクッションの取付位置がメチャクチャなのは商品としてどうかと思う。

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エヴァンゲリオンとは

テレビアニメ新世紀エヴァンゲリオンが映画でリメイクされているとのことで再び大ブームになっているそうだが、リアルタイムで体験した世代は複雑な心境であろう。

当時としては細かく描きこまれたメカ描写と雑然とした近未来の街、なにより次々にあらわれる謎と科学的、オカルト的なワードで大人気となった。
街角や食堂・電車の中でなどアニメを見るような人が集まれば必ず謎の検証や議論が熱く語られていた。
私は途中から視聴し始めたので1話のレーザーディスク(当時の映像ソフトはVHSとレーザーディスクだった)を発売日に買いに行ったら売り切れていて驚いたことも。
あのバンダイもあまりの人気に出すつもりのなかったプラモデルキット急遽、簡易的な形で開発・発売するほどだった。
ちなみにガンプラの最高グレードとして有名なパーフェクトグレード(PG)は飛ぶように売れたエヴァンゲリオンの1万円のキットが意外にも最初であった。
まあ、当時から登場人物はろくな奴がいないなとは思っていたが...

最終回が迫ると数々の謎の真相と結末に期待が集まったが結局ほとんど明かされることもなく終わってしまった。
続きは劇場版となり、多くの者が「そりゃそうだよな!」と仕事をさぼって劇場に足を運んだが内容は総集編にほんの少し新作カットがある程度で失望した。
印象的だったのは親子連れが劇場に来ていて上映が始まると暴力的なカットの連続に母親が子供の手を強く引っ張って走って出て行ったこと。
あの子供は恐らく親にその後アニメを見ることを禁止されたんだろうと推測される。
さらに続きは次の劇場版でとなり観てみるとやっぱり内容は総集編にほんの少し新作カットがある程度…
ここまで来て我々はやっと気が付いた。
アニメなんか謎の回答や結末を求めることのできないつまらないものであることを。
まあ、今思えばもともとそれまでのアニメなんて設定やストーリーがメチャクチャなものが多かったけど、あれだけ描きこまれて思わせぶりな描写をされてしまうと壮大な真相があると勝手に期待してしまったのだろう。
我々がエヴァンゲリオンから受け取ったメッセージは「アニメなんてつまらんものいつまでも観てんじゃねえぞ!」だったのかも知れない。
失望し、急激に冷めてしまったアニメファンは買い込んだ映像ソフトや音楽CD、書籍、模型などをすべて売却や廃棄処分してブームは終末を迎えた。


アニメを真剣に見ることも無くなり、そのころ所有していた何十万円もする高級ビデオデッキはその後しばらくドキュメント番組を録画することになるが、Nスぺなどの大型ドキュメント番組が弱体化したことやBSで実験的なアニメを乱造、深夜放送をはじめたこと、日常系アニメの登場などで再びアニメに戻ってしまうことになった。


おそらく今回のブームはそんな当時の惨劇を知らない世代と当時の最盛期を懐かしむ世代によるものだろうと考えられる。


良くも悪くもいろんな意味で様々な大きすぎる影響を与えたエヴァンゲリオン
今回どんな結末を迎えるのか?そもそも結末があるのか?
願わくは再び歴史に残るような結末になることを期待したい。
まあ、今となってはどうでも良い事だけどな!!

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