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相続手続き~原(はら)戸籍~

故人に銀行の口座があれば相続手続きをする必要がある。
まずは信用金庫に相談に行った。窓口で相続の件を話したら、個室ブースで担当の人が直接対応してくれた。
大きな銀行より信用金庫などの方が親切に時間をかけて説明してくれると思われるので、最初に行くのにオススメである。(後述するが大手はテレビ電話での手続きになることも)
故人の通帳からすべて引き出して終わりにする人もいるようだが、もし負債があった場合相続放棄が出来なくなったり、口座を停止しないと解約・変更をし忘れて引き落とされ続けたりすることがあるので、調査が終わるまではなるべく手を付けないようにして必ず相続手続きを行うようにとのことだった。
まず相続人の確認をして、手続きをするときは相続人全員が来るか、相続相談所などに協議書?など書類を書いてもらう(有料)必要があるようだ。
もし高額な遺産や土地・事業などがある場合は始める前に相続相談所の無料相談を受けるべきだろう。
書類としては通帳や証書に加え、相続人全員の戸籍謄本と印鑑証明と実印、被相続人の原(はら)戸籍が必要になる。
原(はら)戸籍とは生まれたときから現在までの連続した戸籍のことで、兄は静岡市で生まれているので静岡市役所(静岡市葵区役所)でとってくることになる。
人によっては戸籍が何回も移籍している場合もあるだろうが、それぞれ現地の市役所に依頼して連続してつながるようにしないといけない。

さらに、今回の調査で10年前に亡くなっている母親の通帳が生きていて、いまだにNHK受信料やカード年会費などが引き落とされ続けて残高がマイナスになっていることが判明!
通常、10年間使用されていない口座は停止されるのだが、定期的に引き落としがあったため、使用中ということで停止されなかったのだろう。 
こちらも同時に相続手続きをする事態になった。

家の整理をしていたら母親の相続処理を兄が途中まで行っていた書類が見つかった。
やはり、働いている者には他の市役所と連絡をとったり、平日に何度も市役所や相続品全員を連れて銀行に来て手続きを続けることは難しかったのだろう。
これを機に最後までやっておきたい。

保険手続き~診断書

寺に支払いに行った。札束を確認する坊さんの姿をみて複雑な心境になった。

生命保険に加入していて死亡してもあっちから連絡して来ることはまず無いので、こちらから連絡をする必要があるだろう。
今回は兄の勤めていた会社から連絡してもらい担当から直接連絡があったので助かった。
数日後に担当者が説明に来て、死亡届のコピーを提出して書類に記入すると一時金がすぐ出たのでこれまた助かった。
あと、契約者と受取人両人の戸籍謄本や印鑑証明・診断書が必要だから用意してくれとの説明がある。
診断書は保険会社からもらう用紙を病院の担当医に書いてもらう(中央受付に言えば案内してくれる)のだが、10日~2週間の期間と4,300円ほどの料金がかかる。
このとき死亡した本人の診察券が必要になるので捨てないで用意しておくこと。
受け取りに行って支払いをするときに「おだいじに~」と言われた時はマニュアル通りの対応だと分かっていてもちょっとイラッと来た。
書類代が高価なので情報量も半端じゃないだろうと診断書を読んでみると、医者特有の読みにくい字で病名や入院期間などが簡単に書かれたのもだった。
医者のサイン&ハンコ代ということだろう。

生命保険会社の担当者とは3回ほど会ったのだが、最初家に来たとき、「糖尿病は怖いですね。私も予備郡で間食とか控えて注意しているんですよ」と言いながら、帰りに「今回は大蔵餅に寄るのを楽しみにしてたんですよ」と発言。ダメじゃん!

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