SSブログ

人が死んだらどうする?

病院から死亡(心停止)の連絡があったら、すぐに葬儀屋に連絡しなければならない。
それまでに葬儀方法と葬儀屋を決めなければならない。
家族葬や無宗派での葬儀もできるが、やはり職場の知り合いや友人が居たり、先祖と同じ墓に埋葬する場合そういわけにもいかないだろう。

大まかな最初の流れは
葬儀屋に連絡→遺体を運びに来る。(自宅に運ぶか葬儀場に運ぶかを決める。一度家に帰してやりたいと思うものだが、自宅の場合は病院→自宅→葬儀場の2回分移送費が必要になる。
自家用車で遺体を運ぼうとする人も居るが、やはり警察に事情聴取されたりいろいろなトラブルが起きるので止められることが多い。

医者が死亡診断書が出るので、それを持って市役所の死亡届を出して火葬許可証をもらってくる。
死亡診断者は原本を提出してしまうのだが、後に相続や生命保険・携帯などの解約手続きに必要になるのでコピーを多めにとっておく。

寺に連絡、葬儀屋と打ち合わせの上スケジュールを決定する。
寺関係の支払いは葬儀前に現金払いになるので注意、50万円以上はATMでおろせないので早めに用意しておく。
さらに通夜・葬儀前に「お車代」や「食事代」を包む必要もあるし、葬儀のとき鳴り物などを演奏?するバンドメンバー?はほかの寺から来るので葬儀前に「布施」として包んで渡す必要がある。
ほかの人の話を聞くと寺になるべく低予算でやって欲しいとお願いすると相談に乗ってくれるところもあるようだ

親族、知人に連絡、遺影用写真や棺の中に入れるものなどを準備等…

この辺は葬儀屋の担当者が丁寧に説明してくれると思う。
 
毎回、意外に難しいのが、 

遺影の写真を探す事
いざ探すと意外に良い写真がないものである、今回は会社の方にお願いして社員旅行の写真から正面からの笑顔の写真を送っていただいた。
普段から出掛ける時には全員の顔写真を撮っておく習慣をつけておきたい。

知人・親戚への連絡
家族とはいえ知人のことはわからないので、携帯の電話帳や発信・着信履歴を参考に片っ端から連絡するしかないのだが、電話帳がニックネームで登録されていると、名前や関係がまったくわからない。
これを機に電話帳は名前と関係、できれば住所を登録しておくことをお勧めしておきたい。 
(できれば入院・死亡時に連絡する知人・親戚リストを作っておきたい)

あと移送後、白い布団が必要なことも多いが、案外白い布団カバーが売っていないことが多い、早めに手芸店などで白い大き目の布を買って来ると良いだろう。(手芸店は閉店時間が比較的早いので注意)

病院から危険な状態であるとの連絡を受け呼び出されてから、(大抵夜中のことが多い)通夜・葬儀・火葬まではほぼまともな睡眠や帰宅が出来ないことが多い。
葬儀が終わって親戚等が帰ってしまってから、どっと疲れが出て倒れてしまうようなことが無いように気を付けて欲しい。
まだまだ早急にやるべき手続きが山のようにあるのだから…

保証人

入院には保証人が必要である。
もし1人暮らしで家族がいない人の場合、近所で信頼できる人物を何人か決めておき、万が一の時のためによく話し合っておくことが必要である。