スマホのカバーを染めてみよう!3(TPU編)
今回はTPU製ケースというものを用意してみた。
(←シリコン →TPU)
これはシリコンとハードのちょうど中間的は素材で、ハードカバーのように傷が付きやすかったり、シリコンのように摩擦でポケットなどに入れ難かったり埃を巻き込んだりしないという優れもの!らしい。
基本的に透明で内側は艶消し加工がしてある。表面も艶消しのタイプもあると良いのだが、探しても無かった。
いつものようにバケツに染料と熱湯を入れてカバーを浸した。
オリーブグリンとネイビーブルーを混色したものとブリリアントブルーと2種類染めてみた。
TPU製ケースは10分足らずできれいに染まった。
←のシリコンカバーは真ん中と同じ染料で長時間浸しておいたものだが、やはり鮮やかな色では染まらなかった。
オリーブグリンとネイビーブルーの混色
ちょっと紺色が強かったが当初のイメージにかなり近い感じに染まりました。
ブリリアントブルーで染めたもの。
ちょっと濃くなっちゃたけど悪くないですね。
ちょっと濃くなっちゃたけど悪くないですね。
結論として
シリコンは濃くて鮮やかな色に染まりにくい。(逆にパステル調の色を想定すると良い。素材自体が乳白色なことも考慮する)
TPUのほうが短時間できれいに染まりやすい。(むしろ染まりすぎないように浸しておく時間に注意が必要)
ここまで来るとオレンジやレッドなどのカバーも作りたくなるよね。
ウォークマンなどもTPUカバーを出してくれれば可能性が広がるのだが…
樹脂染めは例えば模型のナイロン関節や結束バンドを染めて色分けなど様々な可能性があると思うので、ぜひ試して欲しい。