みくりが池温泉に泊まるひとり旅 [トラベル・イベント]
2014年10月24日(金)~25日(土)
みくりが池温泉に泊まるひとり旅
今回は適当な同行者が居なかったので、ひとりで立山黒部アルペンルート・室堂まで行ってきた。
当然、2名1室からの宿泊施設は利用できないので、みくりが池温泉のデラックス相部屋(¥9,800)を予約。
きっぷは「立山黒部アルペンキップ しらさぎコースBタイプ(¥21,700)」を利用
購入時に「アルペンルート内はきっぷを見せるだけで良い」と説明されたが途中、黒部湖駅でおなじみのバーコード券に引き換える必要がありケーブルカーでベストポジションがとれなかったので注意!逆コースだとどうなるのだろう?
信濃大町―富山間は乗り降り自由なのでホントは数泊してウロウロ行ったり来たりするのが良いのだろう。
アルペンルートは3回目なので今回は乗り物関係はバッサリ省略します。
「ワイドビューしなの」や路線バスの車窓からは素晴らしい紅葉が迎えてくれた。
電車、路線バス、トロリーバスを乗り継いで黒部ダムに
黒部ダムカレーやソフトクリームなどを食べたり、220段の外階段を登り展望台でコーヒー(屋台風の売店だが本格的なコーヒーを淹れてくれた)を飲んでのんび~りしていたら、時間が予定を大幅オーバーしてしまっていたので急いで先を急ぐ。
ここからケーブルカー、ロープウェイを乗り継いで赤丸の大観峰からトロリーバスで山を突き抜けて向こう側の室堂に向かうのだ。
と、いうわけで室堂に到着。
去年、同じ頃に来た時は雪が積もって凍っていたので、今回は簡易アイゼンや座るための防水マットなど万全の装備を用意して来たのだが雪が全く無くてちょっとガッカリ。
みくりが池、やっぱ山の上は雪化粧していて欲しかったかも。
宿が見えてきた。
日本一高所(標高2,410m)の温泉宿、みくりが池温泉に到着。
こちらがデラックス相部屋(仕切り付)
今回は4人部屋に1人だけだったので他のベットを荷物置き場にできたが、基本的に寝るスペースのみで電灯も部屋に一つなので、消灯後はミニLEDランタンがあると良い。
コンセントは各ベットにあるので充電の心配は無し。
装備の整理や撮影機材の準備は食堂や喫茶室で行うのが良いだろう。
貴重品は常に持ち歩くかコインロッカーに入れて置く必要がある。
外は夕暮れで真っ赤に染まっていました。
地獄谷に日が沈む。
夕食後、宿スタッフによる星空の説明会の後、星空撮影を開始
新月で雲一つない絶好の条件!
星空だけではなく、風景を入れることがちょっとしたこだわり。
眼下の光は富山の街の明かり
今回の星空撮影で試したかったのがふたつある。
まず、水面に映る天の川の撮影、こちらは角度が悪くて失敗。
室堂ステーション側の展望台まで登ろうとしたが、真っ暗で足場が悪かったため断念。
もう一つが星空の動画の撮影。
気温マイナス5度の中、30分ほどかけて40コマ撮影して作ったのがこの5秒間の動画。
フルHDで見る方はこちら 流れ星も確認できるはずです。
2014年10月24日(金)21:37~22:03撮影 (40コマ撮影)
撮影地:みくりが池温泉周辺
カメラ:SONY NEX-7
レンズ:SEL16F28+VCL-ECF1(フィッシュアイレンズ)
その他:三脚、インターバルリモコン
設定:絞り開放(f/3.2)、露出30秒、ISO1600
うっかりフォーカスとホワイトバランスをマニュアルにするのを忘れていたが、初めてにしてはなかなかの成果だった。
流れ星もなんとか捉えていたし。
カメラが撮影している間、ベンチに寝転んで吸い込まれそうな星空に魅入られていました。
動画にすると銀河の中で地球が動いていることを実感する。
缶コーヒーはすぐぬるくなってしまうので、次回は登山用のコンロを用意してインスタントコーヒーを淹れたい。
撮影後、温泉に入り就寝、しかし2時半ごろ目が覚めて眠れなくなってしまったので再び宿の前でチャレンジ!
フルHDで見る方はこちら 流れ星も確認できるはずです。
2014年10月25日(土)3:27~4:03撮影(63コマ撮影)
撮影地:みくりが池温泉周辺
カメラ:SONY NEX-7
レンズ:SEL16F28+VCL-ECF1(フィッシュアイレンズ)
その他:三脚、インターバルリモコン
設定:絞り開放(f/3.2)、露出30秒、ISO1600
ホントは少し雲が流れていたほうが迫力があって良かったのだろうが、そこまで望むのは贅沢というものだろう。
そうこうしている間に夜が明け、空が朝焼けに染まる。
陽は立山の向こうから昇り、太陽が顔を出すころにはもう赤くないので拝めないのだ。
宿のすぐ目の前に3羽の雷鳥と遭遇!
丸いなぁ…
朝食後、荷物をまとめて出発
喫茶室からはUFOの編隊が!?
高原バスを途中下車して弥陀ヶ原に
富山の街を見下ろす開放的高原を散策
そして3年前に転倒した場所に
やっぱり恐ろしい所だわ…今回はさらに凍結しているし…
弥陀ヶ原はホテル横の開放的な遊歩道を歩いて突き当りで戻ってくるコースがのがオススメです!
弥陀ヶ原ホテルで食事をして、予約した高原バスの時間までホテルロビーでしばらく昼寝をして下山しました。
もうちょっと時間があれば称名滝に行ってみるもの良かったし、雪がないなら雄山登頂に挑戦しても良かったかも?
雪景色が見れなかったのは残念でしたが星空撮影と鑑賞は大成功だったし雷鳥にも会えた。
ひとり旅も 自分のペースで撮影できるし良いものですね。
ただ、特に標高の高いところはひとりで宿泊できるところが少ないし、山小屋ではまだまだ自分には敷居が高い。
駒ヶ根の千畳敷ホテルは閑散期にひとり一部屋で泊まれるようなので、1~2月ごろに行ってみようか?と企てています。
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