立山黒部アルペンルート(1日目)~ダムを越えて更なる高みへ~ [トラベル・イベント]
立山黒部アルペンルート(1日目)
かなり以前に黒部ダムまで行ったことがあり、一度その先に行ってみたいと思っていたアルペンルート。
何気なく旅行センターのパンフ見ていたら、夏休みが終わり紅葉の時期に入る前の9月上旬が3万7千円ほどで意外に安い!(9月下旬になると5万円以上!!)
2名からなので知人を無理やり誘って申し込むことににしました。
団体だと自由に動けないし、土日しか連休が取れないので、二日間の個人プランを選択。
交通費と宿泊がパックになっていて、行き帰りの特急の時間をあらかじめ決めておいて、あとは勝手に行ってらっしゃい!というプラン。
特急時間はあとからは一切変更はできないそうです。
どうせ行くならアルペンルート途中の標高は高いところに一泊したいので、弥陀ヶ原に一泊するコースで。
申し込み時に「逆コースも出来ますよ」と言われましたが、長野県側から入る正統派(?)コースを選択。
あとでネットで調べたら「乗り物が4時間待ちになることも」との報告もあり、富山側から入り1日目は弥陀ヶ原まで行って、2日目早朝から行動開始できる逆コースのほうが空いていて良かったのでは?とちょっと心配に。
後日、旅行センターから連絡があり、JR往復チケットと現地でチケットに引き換えたり、バス乗務員や電車改札に提出するA4書類数枚、宿泊先やアルペンルートのパンフレット類などを受け取り説明を聞く。
しっかりしたリュックやトレッキングシューズ、ウィンドブレーカー、カメラの予備バッテリーやSDカードなど装備を揃えるのに意外に金がかかってしまいました。
2011年9月10日(土)
7:00 名古屋発ワイドビューしなの乗車
駅中の売店やコンビニは7:00開店のところが多く、弁当などを買う店を探すのに苦労。
景色は次第に山のなかに。
のんびり車内販売の300円のホットコーヒーを飲んだり。
結構電車が揺れるんだけど、飲み口のあるフタ付きカップがいつ熱いコーヒーが出てくるか分からず怖くて飲めない。仕方なくふたを取ってダイレクトに。
トイレに行くときにグリーン車を覗いたら、大迫力の前面展望!うまやらし~!
9:12 松本駅に到着、大糸線に乗り換え。
4分間しかないのでダッシュで6番線に。
この乗り換えに失敗すると、約1時間の大きな致命的タイムロスになってしまうのだ。
車内は予想外に混み合っていて、約1時間座ることができず。
10:06
アルペンルートの玄関、JR信濃大町駅に到着。
ここで電車内で行う予定だったカメラや書類をスタンバイ。
扇沢行き路線バスのりば。
10:30
路線バスに乗車。
観光センターにもらった書類は降りる時に運転手に渡すそうだ。
路線バスは観光バスみたいな感じでした。
11:10
扇沢到着。
すでにけっこうな景色!
窓口で書類をバーコードが印刷されたアルペンルート共通チケットに引き換え。
チケットホルダーを持ってくれば良かった!
帽子を忘れたので買ったりしていたら、長蛇の列が!!
注意点を説明している途中で突然「お弁当はいかがですか?」と言われお客さん一同大笑い。
さすが関西電力の人、おもろいわ。
11:30
タイヤで走る電車、トロリーバス発車。
猿がうろうろしている地上からトンネルに入り爆走。
バスは4台でした。
11:46 標高1470m 黒部ダム到着。
今回は黒部ダムはあくまで通過点、
ここでは展望台には行かずに昼食のためレストハウスに。
この時点で自販機の価格は150円!
まあ一般的な観光地価格ですな。
冷蔵庫のように涼しい(ちゅうか寒いくらい)トンネルを抜けて、黒部ダムに!
この山の景色見たら、先に行きたくなるのが良く理解できる。
そう、今回はその先に行くのだ。
やっぱり、長野側から入るのがテンションあがって正解ですね!
12:00頃
レストハウスで有名な「黒部ダムカレー」で昼食。
グリーンカレーなのがわかるかな?
ダム湖イメージしてスープがグリーンの黒部ダムラーメンも気になる。
券売機で食券買うとそのままオーダーが入り、食券に書かれた番号が呼ばれたらとりに行くシステム。
食券コレクター(?)泣かせです。
ダムを渡り、トンネルを通って…
黒部湖駅で黒部地下ケーブルカーに…
…と、その前に脇道トンネルを通ってダムから見えて気になっていたつり橋に行ってみることに。
手持ちのガイドブックにも紹介されていないこの橋、かんぱ谷橋と言ってこの先にロッジとかあるみたいですね。
再びトンネルを抜け、まるで極秘研究施設のような黒部湖駅に。
UFOとか格納されていそう…
14:00
黒部ケーブルカー乗車。
まるで動く急階段!めちゃくちゃ急勾配です。
地下と侮るなかれ、急勾配をぐんぐん進む車窓も大迫力!
14:05
標高1,828m 黒部平に到着。
ケーブルカーを降りた人々がロープウェイのりばに流れるなか、我々は流れに逆らって屋上展望台へ。
うぉぉ、貸切状態じゃないか!!
ふぁははははは!
黒部湖があんなに小さいぞ!!
しばらく景色と涼しさと鳥の声を満喫。
マットとか持ってたらのんびり昼寝していたい気分。
途中に支柱がまったく無いぞロープウェイ!
今度はコレに乗って更なる高みを目指すのだ!
混雑時にはケーブルカー乗車時にロープウェイ整理券を配布してロープウェイの順番待ちをするみたいです。
14:40
立山ロープウェイ乗車。
支柱がないので、支柱を通るときのガタガタガタというあの振動がないのが素晴らしい。
14:47
標高2,316m 大観峰到着
とりあえずお約束の屋上展望台へ。
ふぁははははは!高い!高いぞ!
売店奥にある味覚コーナーでイカだんごや白エビだんごを食べながら、ちょっと休憩。
最も標高が高い室堂まであと一歩!トロリーバスのりばへ。
15:15
立山トンネルトロリーバス乗車。
15:25
遂に標高2,450m 室堂到着!
自販機の販売価格は200円に!
まぁ、輸送費考えれば納得です。
遂に標高2,450mの世界に!!
大きさがよくわかりませんが左上に見えるのがみくりが池温泉の建物です!
みくりが池展望台まで行き、時間があればみくりが池周遊コースや地獄谷周遊コースにまで足を伸ばす計画でしたが、みくりが池が見えるところまで行って満足してしまった。
まるで人類を拒否するかのように(って歩道作ってあるじゃん!)意外に起伏が大きくて歩きにくいのだ!完全に山道なめてました。
雲が多く、夜がちょっと心配に。
17:00の最終バスに乗れないと宿に辿り着けなくなるので早めに高原バスのりばに。
予約が必要で全席着席、弥陀ヶ原に停車する便は並ぶ列が異なるので注意。
結局、後で考えたら室堂に居たのは1時間ほど、ちともったいない。
16:40
立山高原バス乗車。
少しずつ標高が下がっていくのがちょっと残念。
16:56
標高 1930m 弥陀ヶ原到着
本日の宿、弥陀ヶ原ホテルチェックイン。
夕食は順番にご案内とのことなので、連絡があるまで売店見たり、休憩することに。
食事時はカメラを持って行かなかったので夕食のメニューでも。
結構豪華で工夫を凝らした料理でした。
(星が見えないのでクリックして拡大してね)
夕食後、大浴場で入浴してから、外に肝だめし…ではなく星空見物に。
室堂であんなに流れていた厚い雲もすっかり無くなり、最初は月の光が邪魔でよく見えなかったが、目が慣れてくると星が見えてくる。
空が近く、空気がきれいなので、すばらしい星空が!!
早速、ミニ三脚と長時間露出で撮影してみる。
う~ん、もうちょっとしっかりした三脚とリモコンが必要ですな。
明日に備え、早めに就寝。二日目に続く。
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